2022/03/23
舌側矯正(裏側矯正)は唇側矯正(表側矯正)よりも高度な技術が求められるため、すべての矯正治療症例に適応できるわけではありません。ときどき舌側矯正(裏側矯正)についてご質問をいただきます。皆さんが気になるのは、やはり舌側矯正(裏側矯正)のメリット・デメリットに関することが多いように思います。ここでは、メリット・デメリットについてご説明いたします。
舌側矯正(裏側矯正)のメリット
・一番のメリットは、対面した人からは矯正装置がほとんど見えないことです。
・器具の接着による歯の表側へのダメージがありません。
・前歯が外側に出ており、引き込みたい症例では移動させやすい矯正治療法です。
・裏側に器具を装着しますので、頬や唇を傷つけて口内炎ができるリスクは少なくなりです。ただし、装置に近い舌には口内炎ができる方がおられます。
舌側矯正(裏側矯正)のデメリット
・唇側矯正(表側矯正)とは異なり、専門的知識と経験が豊富な歯科医師による治療が必要です。
・装着する際に時間がかかります。舌や唾液を排除しながらの装着になるためです。
・装置が見えにくいので、ご自宅での歯ブラシや定期的メンテナンスはしっかりと行わないといけません。
・唇側矯正(表側矯正)と同じですが、装置の装着による違和感が大きく、慣れるまで舌が動かしにくいため、発音がしにくく感じます。装着して最初2~3週間ほどは喋りづらさがありますが、徐々に慣れていきます。
矯正歯科じん歯科クリニックは、舌側矯正(裏側矯正)の経験が豊富です。ご興味がありましたら、まずはスタッフまでお気軽にお問い合わせください。カウンセリングをお受けしております。